デザイン職

日常のヒントをアイデアに
使って楽しい製品をユーザーに届けたい

商品開発部 2018年入社
理工学研究科 機械工学専攻 卒業

PROFILE

2018年入社。商品開発部に配属され「JETSTREAM EDGE」のプロダクト&カラーデザインを担当。2019年には「JETSTREAM 4&1 Metal Edition」と「JETSTREAM EDGE3」のプロダクト&カラーデザイン。2020年には「JETSTREAM プライム」のリニューアルにあたり3色タイプのプロダクトデザインを担当するなど、「JETSTREAM」シリーズのデザインを手掛ける。

一人で担当することの
やりがいと責任

私は主に新商品の開発を手掛ける商品開発部のデザイングループで働いています。デザイングループ全体では製品の形状、カラーリング、パッケージから店頭に並べる販売容器までトータルでデザインを行っており、私はプロダクトデザイナーとして新製品の形状やカラーリングを考える仕事をしています。 新製品のデザインにあたってはマーケティング部門の企画担当者とともにプロジェクトの立ち上げから携わり、ターゲットユーザーや市場を見据えてアイデアをデザインに落とし込み、設計部門や生産部門など各部門の担当者と連携しながら魅力的な製品を作りあげていきます。三菱鉛筆では基本的に一製品を担当するプロダクトデザイナーは一人ですので責任は重大ですが、自分の考えがダイレクトに反映されるのでやりがいがあります。自分のアイデアが形になった商品が店頭に並んだときの達成感や、実際に使って頂いているのを街中で見つけたときの感動はひとしおです。

今の自分を作りあげた
初めての大役の苦労と経験

私が初めてプロダクトデザイナーとして本格的に携わったのが「JETSTREAM EDGE」という商品でした。担当を任された当時は入社して研修を終えてすぐの1年にも満たない時期で、デザインを考えるどころか使うツールの操作もままならなかったことを覚えています。
右も左も分からないような新人だったので不安も大きく、大きな企画だったので責任も重く感じていましたが、デザインだけでなく企画、設計、生産など部署を横断して諸先輩方から多くのことを教えていただきました。そして、プロダクトデザインとは異なる視点からの知識を吸収して自分の業務に落とし込み、無事に形にすることができました。
当時は他の人の5倍も10倍も時間がかかっていたと思いますが、その時の苦労や経験は確実に今の自分の土台になっています。こういった大きな企画を早いうちから経験してチャレンジできるのが、三菱鉛筆の良いところだと思っています。

日常のヒントをアイデアにつなげて
ユーザー目線の製品をデザインする

製品をデザインするときに必ず意識しているのは、ユーザーの目線で考えることです。例えば学生向けの商品であれば学校や勉強のシーンなど「学生の立場で使いやすいもの、喜ぶもの、ワクワクするもの」をゴールに設定して、そこから逆算して商品開発を行っていきます。そういったユーザーの目線を持つためには、日常の出来事をアイデアに生かそうというアンテナを張ることが大切だと思っています。
私たちが作っているものは、年齢も性別もシーンも問わず誰もが使う日用品です。筆記具がどんな場面で使われているか、どう使われているかといった直接的なことだけでなく、世の中の流行やユーザーがどんなものを身に着けているかなども開発のアイデアになります。プロダクトデザイナーとしては、こういった街中に転がるヒントを吸収して製品に反映していくことが求められていますし、日常の出来事にアンテナを張っている方と一緒に働いていきたいと思っています。

1日のスケジュール

09:30出社
メールチェック
10:00
デザイン作業 資料作成
11:00
企画担当者と打合せ
12:00昼休み
多目的ルームでランチ
13:00
設計担当者と打合せ
15:00
CADで3Dデータ修正
18:00
3Dプリンターに造形データをセット
19:00退社
帰宅

※内容および社員の所属は取材当時のものです。

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