えんぴつなんでもQ&A
えんぴつの
ナゾを解く(とく)
えんぴつは何でできているの?
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芯(しん)・墨芯(すみしん)
黒鉛(こくえん)と粘土(ねんど)でできています。
色芯(いろしん)
粘土(ねんど)は使わず、色を出すための顔料(がんりょう)、書き味のためのタルクやロウ、かためるためのノリなどでできています。
木
軸木(じくぎ)には主にアメリカ・カリフォルニア州のシエラ・ネバダ山中に育つインセンスシダーが使われています。
加工されてスラットと呼ばれる板になって日本へ運ばれてきます。
インセンスシダーはヒノキの1種で、高さ30メートル、直径1メートルにもなる大きな木です。
なぜえんぴつで字が書けるの?
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紙にあたった所から芯(しん)が少しずつくだけ、くだけた芯に含まれている黒鉛(こくえん)が紙の繊維(せんい)にくっつき、書くことができます。
なぜ消しゴムで消せるの?
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紙にのっている黒鉛(こくえん)の粒は始め消しゴムの表面にくっつき、次に消しかすに包み込まれて紙と消しゴム表面から除かれます。
紙よりも消しゴムの方が黒鉛(こくえん)の粒がくっつきやすいからです。
芯(しん)のかたさはどうやって決まるの?
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粘土(ねんど)と黒鉛(こくえん)の割合で決まります。
例えば、HBの場合、黒鉛(こくえん)7に対し、粘土(ねんど)3です。粘土(ねんど)の割合が多ければ多いほど、芯(しん)はかたく色はうすくなります。
H・B・Fの意味は?
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えんぴつについているH、B、Fといった記号は、芯(しん)のこさとかたさを表すもの。
HはHARD(ハード:かたい)、BはBLACK(ブラック:黒い)の略字で、Hの数字が多いほどうすくかたい芯(しん)を示し、反対にBの数字が多いほどこくやわらかい芯(しん)を示します。
FはFIRM(ファーム:しっかりした)という意味で、HとHBの中間のこさとかたさを持った芯(しん)のことです。
えんぴつの硬度(こうど)は何種類あるの?
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Hi-uniでは、10Hから10Bまでの22種類があります。これは世界一(※)の硬度幅(こうどはば)です。
※2008年5月当社調べ
シャープペンシルの芯(しん)はどうなっているの?
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普通のえんぴつの芯は黒鉛(こくえん)と粘土(ねんど)を焼きかためたものですが、シャープペンシルの替芯(かえしん)は、粘土(ねんど)の代わりにプラスチックを使用しています。
そして普通の芯(しん)よりもずっとよくねり合わせて作られています。
このため粘土(ねんど)を使ったときにはできないような高強度な芯(しん)となります。