えんぴつなんでもQ&A

えんぴつの
豆知識(まめちしき)

一本のえんぴつでどのくらいの距離(きょり)が書けるの?

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機械(きかい)で実験(じっけん)し、けずらないで芯(しん)を全部使うことにすると約50kmとなります。

えんぴつ付き消しゴムはいつ誰が発明したの?

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えんぴつの頭に消しゴムが付いた「ゴム付きえんぴつ」。
考案者はアメリカのリップマンです。1858年のことでした。

(じく)はなぜ6角形が多いの?

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えんぴつに6角形が多いのは、転がらないため、持ちやすいためです。
にぎった場合、必ず3点(親指、人差し指、中指)で押さえるので3の倍数である必要があるからです。
色えんぴつでは、文字を書くだけでなく、絵を描くために使ったりいろいろな持ち方をして使いますので、指あたりのよい丸軸(まるじく)にしています。
また、色えんぴつの芯(しん)は、墨芯(すみしん)えんぴつの芯(しん)のように焼いていないため、強度的に弱く、芯(しん)自体の太さが太いため、軸(じく)が六角形であると芯(しん)と軸(じく)との表面の距離(きょり)が短いところと長いところとが出て、芯(しん)を十分に保護することができないと言われていました。
しかし現在は、技術の進歩により、六角形の軸(じく)でも芯(しん)を十分に保護できるようになっています。

一本の木から何本のえんぴつがとれるの?

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たとえば、直径2メートル、高さ20メートルの場合、75万から80万本のえんぴつがとれます。

図工に便利な色えんぴつってあるの?

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様々な素材に描ける工作用色えんぴつがあります。
工作用色えんぴつ「ポンキーペンシル」は、プラスチック、ガラス、金属、木材、石などにくっきり描くことができる色えんぴつです。

ダーマトグラフの豆知識(まめちしき) ダーマトグラフって何?

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紙はもちろんのこと、ガラス、金属、プラスチック、フィルムなどに自由に描ける特殊芯です。油性と水性があり、水性は水で消すことができるタイプです。
三菱鉛筆では、昭和30年から製造しています。最初は木軸(きじく)で、色は赤・青・黒・黄の4色でした。
昭和33年頃には、軸(じく)を削らなくても済むように紙巻になり、現在は12色発売しています。
※「DERMATOGRAPH/ダーマトグラフ」は、三菱鉛筆の登録商標です。

ダーマトグラフの豆知識(まめちしき) ダーマトグラフの語源(ごげん)は?

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「DERMATOGRAPH」(ダーマトグラフ)の語源(ごげん)はギリシャ語です。「dermato」は「皮膚(ひふ)」、「graph」は「書く、記録する」ということ意味を表しています。
つまり「皮膚(ひふ)に書けるもの」という意味で、もともとは、皮膚(ひふ)に書く目的で開発され、医者が手術で切開する場所にマークするなどに使用されていたと思われます。現在発売している商品は、皮膚(ひふ)への筆記用ではありません。

ダーマトグラフの豆知識(まめちしき) なぜ軸(じく)が紙巻きなの?

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昔は、木軸(きじく)ではさんでいましたが、ワックスが多く、温度変化によって収縮したり、ふくらんだりして、芯が抜け落ちてしまいました。
普通のえんぴつの芯(しん)は、接着剤(せっちゃくざい)で木につけていますが、ダーマトの芯(しん)はワックスが多く、接着剤(せっちゃくざい)が効きません。
紙は伸び縮みに耐えますので、紙で巻いています。ミシン目が付いていて、糸までついた特殊(とくしゅ)な紙を使い、芯(しん)に巻きつけています。