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2016年11月15日
  • プレスリリース

『ユニボール シグノ 307』 極細0.38㎜

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発売後1年半で、全世界累計販売約2千万本!
世界で初めて次世代素材「セルロースナノファイバー」を
実用化したボールペン


「ユニボール シグノ 307」より、
人気の極細0.38mmが新登場!


~描線がかすれず、速乾性に優れて、なめらかな書き味~

11月29日(火)新発売

 三菱鉛筆株式会社(本社:東京都品川区、社長:数原英一郎)は、植物由来の次世代素材「セルロースナノファイバー(CNF)」をインクの粘度調整剤として世界で初めて実用化し、従来品に比べ描線がかすれず、なめらかな書き味が特長のゲルインクボールペン『ユニボール シグノ 307』から、新たにボール径0.38mmの極細タイプ(本体価格200円+消費税/インク色:黒、赤、青)を全国で発売いたします。
(*セルロースナノファイバーについての詳細は、最終頁に記載しております。)

  『ユニボール シグノ 307』シリーズは国内では2016年5月より発売し、日本発の新素材「セルロースナノファイバー」を”日本企業の高度な技術力”によって世界に先駆けて実用化したことが認められ、2016年5月に開催された『伊勢志摩サミット』の応援アイテムとして採用されました。
 従来のボール径0.7mm、0.5mmに加え、より細かい文字を好まれるお客様のニーズに対応した極細0.38mmをご用意いたしました。手帳や書類などへ小さい文字を書くシーンにも適しています。「描線がかすれない、なめらかな書き味、インク溜まりができにくい、左利きでの筆記にもおすすめ」といった従来の『ユニボール シグノ 307』の特長はそのままに、速乾性にも優れた極細ボールペンです。
 

『ユニボール シグノ 307』0.38mm (本体価格200円+消費税)
左:アクア、ラベンダー、スカイブルー、ライトピンク(インク色:黒)
右:黒、赤、青(インク色:黒、赤、青)



  【商品特長】
粘度調整剤にセルロースナノファイバーを配合!筆記時にインク粘度が適切に変化します
紙などの原料に使われるパルプを繊維幅3nm~4nmまで細かく解きほぐした極めて細かな素材であるセルロースナノファイバーを、インクの粘度調整剤として配合しています。 筆記した時にインク粘度が筆記に最適な範囲に変化することによって、4つのユーザーベネフィットが生まれます。
 
 
 
①なめらかな書き味
 セルロースナノファイバーをインク内に均一に配合させることで、従来ゲルインクボールペンに比べ筆記時のインク粘度を約50%低減することに成功しました。これにより、なめらかな書き味を体感いただけます。
②かすれやインク溜まりが生じず、きれいな描線
 従来品の筆記では描線がかすれたり、インク溜まりが生じるという状況が見受けられましたが、「ユニボール シグノ 307」は、インクの粘度が適切に下がる事で、ボールペンのボールが通った溝をインクが埋めるため、描線がかすれません。また、粘度が下がることにより、インクが紙面にしっかり移り、ペン先にインク溜まりができず、紙や手が汚れる心配がありません。
 

<従来品>
かすれやインク溜まりが生じやすい

<ユニボール シグノ 307>
かすれず、きれいな描線

③速乾性に優れたインク
 セルロースナノファイバーは紙の原料であるパルプから作られているため、紙との親和性が高く、ノートや書類など普通紙での筆記においては従来品よりも速く乾きます。今までのボール径0.7mm、0.5mmに比べて、今回の0.38mmは特に速乾性に優れています。
④左利きの「押し書き」筆記にかすれずに対応
従来のゲルインクボールペンでは、筆記時のインクの粘度が十分に下がらなかったため、左利きの方が筆記する時の「押し書き」と呼ばれる状況ではインクが出にくくなり、かすれが生じやすくなっていました。セルロースナノファイバーを配合した「ユニボール シグノ 307」は、書き方にかかわらずインクが出やすいため、「押し書き」となる左利きの筆記でもかすれません。

黒インクでは好みでお選びいただける、トレンドの淡い色合いの4色のカラー軸をラインアップ
 「ユニボール シグノ 307」を象徴する幾何学模様を踏襲しつつ白を基調とした軸(インク色:黒、赤、青)に加えて、トレンドの淡い色合いを取り入れた4色のカラー軸(アクア、ラベンダー、スカイブルー、ライトピンク/インク色:黒)を発売します。4色のカラー軸は、ボール径0.5mmでも数量限定で発売します。

顔料インクで滲まない
 顔料インクなので光による色あせに強く、水にも滲みません。0.38mmという細いボール径でもくっきりと濃い描線を書くことができます。

顔料分散技術の応用により、世界初の実用化を実現!(特許出願済み)
筆記具開発で培った超微粒子顔料分散技術の応用により、極めて細かな繊維であるセルロースナノファイバーをインク内に均一に配合し、かつ安定状態を保つ技術を確立し、世界で初めての実用化に至りました。



【商品概要】
 
商品名 ユニボール シグノ 307
品名 UMN-307-38
ボール径 0.38mm
インク色 黒・赤・青
価 格 本体価格200円+消費税
替  芯 UMR-83E(本体価格80円+消費税)













 
商品名 ユニボール シグノ 307
品名 UMN-307C-38
ボール径 0.38mm
インク色
軸色 アクア、ラベンダー、スカイブルー、ライトピンク
価 格 本体価格200円+消費税
替  芯 UMR-83E(本体価格80円+消費税)











※第一工業製薬㈱「レオクリスタ」を使用しています。一般的なCNFの数十分の一ほどの細かさを実現しています。
 
〈ご参考〉
セルロースナノファイバーとは

セルロースナノファイバーは、近年世界的に注目を集めている“日本発の新素材”です。紙などの原料と同じパルプをナノサイズまで細かくほぐした植物由来の新素材で、「日本再興戦略」における林業の成長産業化の1つとしても位置づけられており、研究開発が推進され、さまざまな産業で実用化が期待されています。 そのような中、当社が2015年3月から北米で発売開始したゲルインクボールペン『ユニボール シグノ 307』はインクに粘度調整剤としてセルロースナノファイバーを配合し、“速書きでもかすれない、なめらかな書き味”を実現しました。セルロースナノファイバーの世界で初めての実用例として、注目されています。
 

<報道関係 お問い合わせ先>
三菱鉛筆株式会社 経営企画室 広報担当

※ 製品に関するお問い合わせは「三菱鉛筆お客様相談室」でお受けしています。TEL 0120-321433

掲載内容は発表日現在のものです。その後に内容が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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