塗料一般試験方法引っかき硬度(鉛筆法)について知りたい
試験方法について
- 日本産業規格(JIS)規格番号 JIS K 5600-5-4 「塗料一般試験方法-第5部:塗膜の機械的性質-第4節:引っかき硬度(鉛筆法)」に記載があります。内容は、日本産業標準調査会のサイトで、ご確認ください。
該当する鉛筆について
- 上のJIS K 5600-5-4 で鉛筆の「製品・製造会社の例」として記される当社品は、uniです。当規格の第1刷は、正誤票も併せてご確認ください。
- 当社の鉛筆は筆記用に製造していますので、次をご留意ください。
HBなどの鉛筆の硬度はJIS規格番号 JIS S 6006 「鉛筆,色鉛筆及びそれらに用いるしん」に記載のとおり、芯の中央へ荷重をかけて測定する「曲げ強さ」と「筆記した際の濃度」で決まります。塗膜の引っかき硬度 JIS K 5600-5-4 の試験方法では、芯の外側「皮膜部分」の物理的硬度が重要となりますが、当社の筆記用の鉛筆においては、この「皮膜の物理的硬度」を保証しておりません。また、わずかではありますが、製造単位毎に品質のばらつきも生じます。 - ユニホルダーの芯は、芯の表面へニスを引き印刷を施しているため、鉛筆の芯と「皮膜部分」の物理的硬度が異なります。
- 厳密な試験用途で鉛筆をご利用の場合は、製造毎の品質のばらつきが少ない 一般財団法人 日本塗料検査協会の「引っかき硬度試験用鉛筆」(「鉛筆引っかき値」用鉛筆)をお勧めします。
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