グリップゴムが変質した
グリップゴムは、ゴムのような性質を持つプラスチックの「エラストマー」を材料にしています。エラストマーは、グリップ感があり加工性も優れていることから多くの日用品に使用される素材ですが、使用状況や保管環境で次のように変質する場合があります。
- ひとつは「膨潤」という現象です。化粧品等の油分が付着したり、長期間の使用により皮脂等の油分が浸透すると、エラストマーが膨らんだり伸びたりする場合があります。
- もうひとつは表面に「ぬめり」や「べたつき」が起きる「ブリード」という現象です。上のように吸収した油分が多くなるとエラストマー内の添加剤を含んで染み出てきます。高い温度や湿度、また、長期の保管で発生する場合もあります。
なお、アルファゲルや一部の製品では、グリップの斡旋を行っています。詳しくは 部品が欲しいをご覧ください。
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