筆記した後でインクが薄くなった
筆記した後でインクが薄くなった
可塑剤が含まれる物質に書いた場合
- ゴムのような柔らかな物質に、ペイントマーカーPX-20/21で筆記すると、時間の経過とともに描線が薄くなる場合があります。これは、筆記対象物に含まれる「可塑剤(*)」が、インクの溶剤「キシレン」の作用で描線へ染み出し、着色剤の染料を薄くするように反応するためです。
*可塑剤(かそざい):天然や合成の樹脂を柔らかくする蒸発しにくい溶剤です。 - このような現象が起きない代表的な製品は、 アルコール溶剤(油性)で顔料インクのアルコールペイントマーカー、水性顔料インクの ポスカです。
- 可塑剤は、インクを乾かさない現象を起こすこともあります。詳しくは、描線が乾かない・浮き出る 《内装材の事例・マーカー》をご覧ください。
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