描線が修正テープから浮き出る
修正してから時間が経った油性ボールペンで見られる現象です。なお、修正材とインクの相性により発生の程度が異なります。
- 油性ボールペンのインクは「乾き難く」しかも「粘度が高い」ため、筆記直後の描線は完全に乾いている状態ではなく
「にじみ難い状態」で紙の表面にあります。この後、インクは時間をかけて紙へ染み込みます。 場合によっては
「紙の裏まで描線がにじみ出す」ことがあり、これと同じような現象が修正テープで起きたものです。 - 修正テープの文字を隠す「修正材」の主な成分は、着色剤(白い色素)、樹脂、添加剤です。そのため、修正材の「樹脂や添加剤」
または「わずかな水分」などにインクの着色剤が時間をかけて染み込むと、修正テープの表面に現れます。
当ページをご覧の方は、次のページもご覧になっています。
- 三菱鉛筆公式SNSアカウント
- X (旧Twitter)
- YouTube