企画開発職
商品企画から発売後の検証までを
トータルプロデュース
商品開発部 2009年入社
情報コミュニケーション学部
情報コミュニケーション学科 卒業
PROFILE
2009年入社後、国内営業部 営業企画部にて販促物の発注や商品のプロモーションなどを担当。2012年より三菱鉛筆関西販売(株)へ出向し、セールスとして活動する。2015年に本社復帰し、商品開発部にて「シャープ」「シャープ替芯」の商品企画を担当。「クルトガの新シリーズ」、「カラーシャープ芯」、「クルトガアドバンス」は立ち上げから携わる。2018年に部内異動をし、現在はアート&クラフト担当として画材関連アイテムを担当している。
他部門のメンバーと一致団結し、
バトンを繋ぐように仕事を進める
私は「絵を描くとき」に使う筆記具の開発を担当しています。色鉛筆やサインペンなどカテゴリーが幅広い上に、使いやすいペン先形状や、ユーザーが求めているような色の検討や選定など、考えることが山ほどあるので、常に勉強の毎日です。
商品開発部の仕事は、他部門のメンバーや外部の協力会社さんを巻き込みながら商品化を進めていくことが特徴です。市場調査やデータ分析などをもとに仮説を構築し、企画を立ち上げ、仮説を検証するための調査をおこないながら、デザイナーと一緒に商品の構想を練っていきます。営業部に企画を説明して商品化が決定したら、研究開発センターや生産技術部などと、どのような仕様にするかの会議。発売前には生産工場と製造工程の確認、広報担当者や品質保証部などと情報のすり合わせをおこない、発売後は売上げの検証やブランド維持のための対策を検討します。
たくさんの人がかかわるので大変なこともありますが、ひとりではできない仕事を部署や年齢を超えたチームワークで成し遂げることは、商品開発部のいちばんの醍醐味だといえます。
新人のときからさまざまな仕事を経験し、同僚や先輩と感情を共有しながら働く
三菱鉛筆では、新入社員のうちから社内会議の議長として各部署の取りまとめを担当したり、雑誌広告用の撮影責任者をしたりと、さまざまな仕事を経験させてもらえます。つねに自分がどう思うのかを明確にし、個々の力を発揮することが求められる会社なので、主体的に仕事をすることができるところも気に入っています。
また自分が一生懸命やった仕事が実を結んだときに一緒によろんでくれる同僚や、本当に悩んで自分を見失いそうになっているときに「自分のいいところを大事にしなね」と私の気持ちに寄りそって声をかけてくれる先輩にも恵まれ、いろんな感情を共有することで成長できる環境があります。
妊婦さんや育児休暇を取得中の方、保育園の送迎のために時短勤務をしている方など、女性ならではの環境の変化を乗り越えながら仕事をしている人も多く、自分のことのように相談に乗ってくれることにも支えられています。
世界中で生まれる作品や笑顔を、
商品づくりの糧にしたい
文字や絵を描く道具は、人と人のコミュニケーションを生み出して、うれしい気持ちにさせる力があると信じています。実際に私も、三菱鉛筆の商品で描かれた作品を目の前にしたときや、その作品で元気づけられている方を見たときには、たまらなくうれしい気持ちになります。最近はSNSなどで、日本だけでなく海外の方の作品を目にする機会も増えました。自分が関わった商品が世界中で愛されていることを、とても誇らしく感じています。
そういったことから、社員が「三菱鉛筆の商品を愛用しているお客さまのうれしい気持ち」を実感できるような場がもっとあればいいのになと考えるようになりました。今後は、SNSの情報やイベントなどから生まれるコミュニケーションを、いい商品づくりの糧にできるような仕組みを実現したいと思います。
1日のスケジュール
- 08:00出社
- メールチェック 1週間のスケジュール組立・進捗確認
- 09:00
- 海外商品を国内展開する新商品Aにおける企画資料作成
- 10:00
- 新商品Bの新ペン先の候補案を研究開発センターと打ち合わせ
- 12:00昼休み
- 美味しい和食を求めて駅周辺を散策
- 13:00
- 新商品Cの新色の候補決め カラーリスト作成
- 15:00
- インクの新技術について研究開発センターと打ち合わせ
- 17:00
- 打ち合わせ内容・次回会議の課題まとめ
- 18:00退社
- 買い物に行く
※内容および社員の所属は取材当時のものです。