ボールペン
書けなくなったペンを復帰させる方法は、ありません
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- 書けなくなったボールペンを再び書けるようにする方法は、残念ながらございません。書けなくなったペンの先端を「火であぶったり、お湯につけると再び書ける」というお話を聞きますが、現在の製品では、復帰できることは少ないと考えます。油性ボールペンの先端のインクが乾燥して固まり書けなくなった時、このインクを温めて柔らかくすると復帰することがあるため、そのように言われていたようです。
- 現在の製品の多くは、ペンの先端でインクが固まらないように、インクの改良を行ったり、下のイラストのように書かない時はスプリングがボールを押すことでペンの先端にフタをし乾燥を防ぐような工夫をしています。そのため「ペンの先端のインクが乾燥して固まり書けなくなる」不具合は減少しています。
ボールペンが書けなくなる代表的な例
こんなときは
原因別
- a) ペン先に傷が付いた場合
- b) ペン先に紙の繊維などが詰まった場合
- c) ペン先から空気が入ったように見える場合
- d) インクがなくなった場合
- e) 紙の上でボールが回らない場合1
- f) 紙の上でボールが回らない場合2
- g) ペン先を保護する部品について
- h) ノックしてもペン先が出ない場合、ノック解除できない場合
- i) 空気の通りが悪くなった場合
- j) インクの流れる溝が浅くなった場合
*当社のボールペンは全数筆記検査を行ってから出荷いたしております。
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