三菱鉛筆株式会社（社長：数原滋彦）は、シャープ替芯『uni (ユニ)』と、シャープペンシル『ユニ アルファゲル スイッチ』が、2021年度グッドデザイン賞（主催：公益財団法人日本デザイン振興会）を受賞いたしました。

　シャープ替芯『uni（ユニ）』は、芯粉が紙面に密着することにより、こすれに強く、書いた後のノートをキレイに保つ新開発のシャープ替芯です。
　当社従来品の特長である「強い」「濃い」「なめらか」に、「汚れにくい」をプラスした、シャープ替芯の基幹ブランドとしては13年ぶりの新商品です。当社独自の成分配合により芯粉が紙面に密着するため、こすれに強く、いつまでもキレイな状態が続きます。学習時のまとめノートなど、何度も見返すノート作りにも最適です。
　ケースは、デザイン性と機能性を兼ね備えた新形状のスライド式となっています。生活空間になじむオフホワイトを基調としたシンプルなデザインで、簡単なスライド操作で開閉し、スムーズに芯を取り出すことができます。

シャープ替芯『uni（ユニ）』　20種類

　片手のスライド操作で簡単に開閉し、スムーズに芯を取り出すことできるスライド式の芯ケース。芯の太さを書体の太さと同期させたり、文字と色で芯の硬さを伝えるなど、直感的なわかりやすさに細かく配慮されている。中央に設けられた親指でホールドする窪みなど、意匠と機能を上手く合わせ ている点などが評価された。

　あえて中身を見せない不透明でマットな質感を採用。芯径を問わず生活空間になじむオフホワイトを基調としたデザインで、シンプルで飽きのこないケースです。ケース中央には円形のくぼみがあることで視覚的なアクセントとなると同時に、スライドしてケースを開閉する際の指掛かりにもなります。

　シンプルなスライド操作で開閉できるため、スムーズな芯の取り出しができます。(図1参照)

図１

　やわらかく、弾力性のあるゲル素材をグリップ部に採用した集中力が続く(注2)「ユニ アルファゲル」シリーズの最新シャープペンシルです。「芯が回ってトガり続ける」“クルトガモード”と、「安定した筆記感」の“ホールドモード”を切り替えをし、使用シーンに合わせて使うことができます。

『ユニ アルファゲル スイッチ』

　常に尖った芯で書き続けることができる「クルトガ」機能に安定の筆記感が加わった新モデル。奇をてらう仕掛けは何もないが、手に馴染むグリップと、字を書くことに集中できる高性能な機構により、シャープペンシルの新しいスタンダードを牽引し続けていることを評価したい。

　ボリュームのあるゲルグリップとスリムな後軸の組み合わせにより、低重心かつ安定して筆記しやすい軸形状になっています。

　クリップ部を回すことで、“クルトガモード”と“ホールドモード”を切り替えることができます。シーンによって二つの使い分けができます。
　“クルトガモード” ：書くたびに芯が少しずつ回転することにより、芯の先がいつもトガっているので、書いた文字が太くなることがなく、キレイに書くことができます。キレイなノートを作りたいという場合に最適です。
　“ホールドモード” ：文字の太さの違いや濃淡を気にせずに、ノート全面に速くたくさん書きたい場合に、安定した筆記感で書くことができます。暗記等の勉強に最適です。

左：クルトガモード　　　右：ホールドモード

　“クルトガモード”のときには、芯が回転しています。軸に開いた窓から、内部に搭載されたクルトガエンジンの色が変わることによって、芯が回転していることを確認できます。

注1)筆記後の描線を擦過した際の芯粉の広がりを紙面の汚れと定義しています。一定条件下では従来品と比べ最大5割汚れを抑制します。芯径・硬度や紙の種類、筆記荷重等の条件の違いにより汚れ抑制結果に差が出ます。

注2)集中力は前頭前野の脳活動の変化から定義付けております。集中力持続には個人差があり、常に効果を保証するものではありません。

※ 商品に関するお問い合わせは「三菱鉛筆お客様相談室」でお受けしています。TEL ０１２０－３２１４３３