油性・水性・ゲルインクの違いは何か

ボールペンのインクは、溶剤・色素・添加剤などからできています。色素や添加剤を溶かし込む溶剤が「有機溶剤」の場合は「油性」、「水」の場合「水性」と区分されます。また、色素には、「染料」と「顔料」の2種類があります。

  油性ボールペン 水性ボールペン ゲルインクボールペン
インク特性 油性 水性 水性
インク素材(*1) 染料(一部顔料)、
アルコール系溶剤、
樹脂、添加剤
顔料(一部染料)、
水、添加剤
顔料、水、
添加剤
粘度 低~中
書き味 やや重い なめらか なめらか
書き出し ややかすれる かすれない かすれない
ボテ(*2) あり なし なし
にじみ なし あり なし
耐水性 良好 染料:劣る
顔料:良好
良好

*1 インク素材:メーカーによって異なります。表中は当社の場合です。

*2 ボテ:ボールを保持する部品の端に生じるインク溜まりが、紙に付くこと。

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