“自分らしさ”をテーマに表現する、パラリンアート アートコンテスト 受賞33作品を発表!
“自分らしさ”をテーマに表現する、パラリンアート
アートコンテスト 受賞33作品を発表!
三菱鉛筆株式会社(本社:東京都品川区 社長:数原滋彦)は一般社団法人障がい者自立推進機構(所在地:東京都港区 代表理事:中井亮 以下、パラリンアート)とオフィシャルパートナー契約を締結し、全国の障がい者を対象にしたアートコンテストを開催いたしました。「生まれながらにすべての人がユニークである」という当社の信念に基づき、一人ひとりが持つさまざまな違い、つまり「自分らしさ」をテーマに自由に表現いただいたパラリンアートコンテストの結果をご報告いたします。
- ◆アートコンテストのテーマ「自分らしさ」を描くあなたが想う自分自身の「自分らしさ」をアートで表現してください。
- ◆応募件数 163件
- ◆審査方法パラリンアート事務局の運営する専用サイトに掲載いただいた作品を三菱鉛筆グループ社員で審査しました。審査内容は「自分らしさを表現した応募作品」と「なぜこのような表現になったかという説明文」の二つ合わせた総合評価としております。
結果発表
◆最優秀賞(1作品)
-
全盲の画家 オバケのタムタムさん作 「虹色マンモス」
〇作品に対する想い
私の自分らしさ、他との分かりやすい違いは全盲ということです。マンモスは絶滅してしまったからこそ、色は失ってしまったからこそのノスタルジーにかられます。誰も見たことのないマンモス。こんな姿でもいいんじゃないか。 そんな風にカラフルなマンモスに夢を託しました。
◆優秀賞(2作品)
-
sioさん作 「人を想う竜」
〇作品に対する想い
私は言葉のコミュニケーションが苦手です。だから絵を描いています。私の見る世界はあなたの世界とどのように違うのでしょうか?違うからこそ寄り添いあえるのかも知れません。華やかに咲く植物たちは愛すべき隣人です。 みんな、みんな、ありがとう。今回は大好きな恐竜に代弁して貰いました。画材はアクリル絵の具とポスカ(極細)を使用しています。式部さん作 「二つの自分」
〇作品に対する想い今の私は元気な自分と苦しい自分が分かれています。でもいつかこの二つの自分が手を取り合って元の自分に戻って社会に出れる事を信じて描きました。
◆POSCA賞(5作品)
-
本間 慶一さん作 「動物安全自動車社会」
〇作品に対する想い
私はアニマルセラピーに参加していて、そこで出会ったワンちゃん達にとても元気付けられています。そんな子たちが幸せに暮らす社会であったらいいなと思い、描きました。動物の幸せが私の幸せであり、私の表現がそこにつながっているのです。私自身も動物に重ね、絵の中にいるのではないかと思っていたりするのです。絵の中に入っている私が幸せでいるならば、それが今の私であると思います。 -
三酉かみさん作 「不安の花」
〇作品に対する想い
精神疾患による色々なことに対しての不安と日々戦っています。黄色い百合の花言葉にある「不安」を表現に取り入れ、頭が不安でいっぱいな感じを花で美しく表現しました。ネガティブに囚われがちなこの思考は誰かにとってこんな風に美しく映る日がくるかもしれない、という希望を込めて。 -
中野 道人さん作 「small world」
〇作品に対する想い
私の自分らしさは、「ユーモラスさ」、そして「ユニークさ」です。細い線で、動物の顔、街、建物などを表現し、それが集合していく中で作品全体のイメージが出来上がっていきます。完成すると、集合体が陸で、余白が海であるかのような「図と地」による形の面白さが感じられると思います。そして赤いリンゴは私のトレードマークでもあり、人を愉しませたいという「自分らしさ」の一つです。 -
すみの子すみこさん作 「なお勇敢な白い鳥」
〇作品に対する想い
自分らしさを貫くには大きな勇気が必要です。私は障がい者となったとき「普通と違う人だ」という周囲の視線が恐ろしくて仕方がありませんでした。ですが「普通と違うからこそ私にしか描けない絵を描けるのだ」と考えるようになりました。 この鳥は周囲の視線や偏見、価値観の強要に一切揺らがず凛として力強く羽ばたく、勇敢なる一羽の白鳥です。この鳥のように何にも染まらず真っすぐに飛びたい。そんな願いを込めて描きました。 -
如月虹さん作 「頭の中はビックバン」
◯作品に対する想い
私の頭の中は、いつもごちゃごちゃといろんな考えが飛び交っている。 だから、一つのことに集中することが難しい。 でも、好きなことにはまっしぐら、集中しすぎちゃう。 アイデアがあちこちで爆発し、思考が止まらない。 楽しいことも、いやなことも、いろんな記憶が混ざり合う。 それはまるで、宇宙のビッグバン。 私の頭の中は、いつもビッグバン。 それが苦しいこともあるけれど。 これがないと、私は私じゃなくなっちゃう。 だから、これが私。 カラフル過ぎる世界に住む、私の大切な特性。
-
本間 慶一さん作 「動物安全自動車社会」
〇作品に対する想い
私はアニマルセラピーに参加していて、そこで出会ったワンちゃん達にとても元気付けられています。そんな子たちが幸せに暮らす社会であったらいいなと思い、描きました。動物の幸せが私の幸せであり、私の表現がそこにつながっているのです。私自身も動物に重ね、絵の中にいるのではないかと思っていたりするのです。絵の中に入っている私が幸せでいるならば、それが今の私であると思います。 -
三酉かみさん作 「不安の花」
〇作品に対する想い
精神疾患による色々なことに対しての不安と日々戦っています。黄色い百合の花言葉にある「不安」を表現に取り入れ、頭が不安でいっぱいな感じを花で美しく表現しました。ネガティブに囚われがちなこの思考は誰かにとってこんな風に美しく映る日がくるかもしれない、という希望を込めて。 -
中野 道人さん作 「small world」
〇作品に対する想い
私の自分らしさは、「ユーモラスさ」、そして「ユニークさ」です。細い線で、動物の顔、街、建物などを表現し、それが集合していく中で作品全体のイメージが出来上がっていきます。完成すると、集合体が陸で、余白が海であるかのような「図と地」による形の面白さが感じられると思います。そして赤いリンゴは私のトレードマークでもあり、人を愉しませたいという「自分らしさ」の一つです。 -
すみの子すみこさん作 「なお勇敢な白い鳥」
〇作品に対する想い
自分らしさを貫くには大きな勇気が必要です。私は障がい者となったとき「普通と違う人だ」という周囲の視線が恐ろしくて仕方がありませんでした。ですが「普通と違うからこそ私にしか描けない絵を描けるのだ」と考えるようになりました。 この鳥は周囲の視線や偏見、価値観の強要に一切揺らがず凛として力強く羽ばたく、勇敢なる一羽の白鳥です。この鳥のように何にも染まらず真っすぐに飛びたい。そんな願いを込めて描きました。 -
如月虹さん作 「頭の中はビックバン」
◯作品に対する想い
私の頭の中は、いつもごちゃごちゃといろんな考えが飛び交っている。 だから、一つのことに集中することが難しい。 でも、好きなことにはまっしぐら、集中しすぎちゃう。 アイデアがあちこちで爆発し、思考が止まらない。 楽しいことも、いやなことも、いろんな記憶が混ざり合う。 それはまるで、宇宙のビッグバン。 私の頭の中は、いつもビッグバン。 それが苦しいこともあるけれど。 これがないと、私は私じゃなくなっちゃう。 だから、これが私。 カラフル過ぎる世界に住む、私の大切な特性。
◆EMOTT賞(5作品)
- keiさん作 「黒猫」
- ケンタさん作 「隠れた闘志と発想ト゛ント゛ン」
- カミジョウミカさん作 「自分の細胞が たのしくカラフル」
- 花守洸果さん作 「花を抱く」
- 工房はんど Yukiさん作 「未来へと」
◆uni賞(20作品)
- NAMYさん作 「カラフルな自分」
- YUTAさん作 「キラキラ泳ぐ魚」
- 竹ちょさん作 「花開いた自分らしさ」
- 松本彩子さん作 「私」
- mocoさん作 「THE LOTUS FLOWER」
- はたあつきさん作 「電車」
- ユメさん作 「海辺の女の子」
- naomiさん作 「いっしょにわらおう。」
- satoさん作 「プレゼント」
- やまざきさん作 「舞う」
- まるもちさん作 「伸びゆく一本の木」
- yuikoさん作 「自分は自分」
- 田尻 はじめさん作 「そのままの笑顔で」
- あずささん作 「それぞれの素敵な命」
- りょうたさん作 「カニ」
- 亀岡 たわ太さん作 「ちゃめな未来」
- モエミさん作 「空を想う」
- 桃太郎さん作 「再生の星」
- さくらゆきさん作 「風にのって」
- CHABIさん作 「心のままに出掛けよう」
作品の詳細は、パラリンアート公式サイトよりご確認いただけます。
最優秀賞、優秀賞の3つの作品は三菱鉛筆の社内での展示を予定しております。
◆イベントURL
パラリンアート(一般社団法人 障がい者自立推進機構)について
障がい者のアート作品を企業・個人に提供し、作者報酬をお支払いする障がい者自立推進機構の活動です。社会参加できず、経済的にも苦しんでいる障がい者のサポートを主な目的とし、アートを通じた障がい者の社会参加と経済的自立を推進しています。アーティストの登録は無料となっており、2023年9月現在で約530人の方にご登録いただいております。パラリンアートは、障がい者の自立支援を推進するだけではなく、彼らが才能を発揮し、挑戦する場所を生み出し続けています。
■ パラリンアートの取り組み
パラリンアートの強みは、すでにスペシャルサポーターとして数多くのスポーツ選手や著名人にも賛同いただいているほか、プライム市場上場企業から中小企業まで、約350のパートナー企業にて当取り組みが採用されている点です。パートナー企業は当取り組みを採用していただくことで、アートを飾るだけでなく、商品企画やイベント開催など、IR、PR、マーケティングにも活用することができます。今後は、当事業を通して企業のブランド価値向上や売り上げ増加等に貢献していくことで、持続的な「障がい者の積極的な社会参加、経済的自立」や「社会全体のSDGs推進」の仕組みの構築を目指します。
■ホームページ
〈報道関係 お問い合わせ先〉 三菱鉛筆株式会社 経営企画室 広報担当 |
掲載内容は発表日現在のものです。その後に内容が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
- 三菱鉛筆公式SNSアカウント
- X (旧Twitter)
- YouTube