スピロテック機構について知りたい

スピロテック機構とは

多色ペンのリフィルをしならせず、ペン先へまっすぐ繰り出す機構のことです。この機構により、単色ボールペンのような、しっかりとした筆記感を実現します。

スピロテック機構の利点

一般的な多色・多機能ペンのボールペンは、軸の中心から離れた位置に各色の替芯が装着されます。そのため、ペン先を繰り出した際は、各色のペン先が軸の中心に向かって少し「斜め」になります。写真では、黄色の破線が軸の中心、赤の破線がペン先(筆記面に近い側)の中心を示しています。これにより、単機能のペンではある程度寝かせても問題なく筆記できる角度でも、一般的な多色・多機能ペンでは「筆記面に近い側の替芯だけ」が、さらに寝かせた角度となり、「寝かせ書き」と同じ現象を起こすことがあります。
スピロテック機構はこの現象を起こさない利点があります。

スピロテック機構を搭載した製品

油性ボールペン『JETSTREAM EDGE 3(ジェットストリーム エッジ 3)』です。
3色のリフィルは、軸後端のダイヤルを回すことで、回転しながら上下に動き、使いたい色が常に一定の位置から出てきます。

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